2007.12.10 Monday
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2007.09.22 Saturday
バージニア工科大学銃乱射事件、残された犯人怒りのメモ - 米国
Cho Seung-Hui's Plays
チョ・スンヒの書いた脚本(小品)を読みました
週刊朝日の日本語訳はなかなかだと思います。
2本ともしっかりした構成の愉快なコメディです。
これをどう読めば「乱射事件でも起こしそうだ」とか、
出席停止を匂わせる評価になるのか、てんで解かりません。
映画をよく観るひとなら簡単に受け容れるようなギャグ満載。
http://longtailworld.blogspot.com/2007/04/cho-seung-huis-plays.html
あの女教師はクエーカー教徒かなんかでしょうか。
クラスの皆して「若草物語」や「ヒバリー・ヒルズの青春日記」の
ようなものばかり朗読し合っていたんでしょうか。
チョ・スンヒが書き直しを拒否したのも当然です。
これはこれで完璧な出来だもの。
2本とも「悪ガキ」「ませガキ」登場ですが、
誰も死んでなんかいない。
暴力といっても、少年の義父に対する不信感
だけはリアルだけども、ほとんど喜劇仕立て。
先が思い遣られるけどコイツらは、この家族は、
大騒ぎしながら何とかやってくだろうと予感される筋書きです。
たぶんやる気満満のCHOは、ありきたりのものを書きたくないとか、
斬新なものを書きたいとか、いろいろ考えをめぐらせて、
いま時流になっているものに則り、バイオレンスチックな
表現と味付けをしただけだと思います。
2本とも、支柱になってるのは暴力ではなくてごく人間的なこと。
もし私が英語学科の教官で、
深々と帽子を被りサングラスも取らないスンヒが、
いつもいちばん後ろの席に居たとするならば、
私は同じような帽子を被りサングラスをして授業しに行くだろう。
おそらく私はスンヒを笑わせることに成功し、
彼のサングラスをはずすことにも成功しただろう。
たとえ「専門教育」ではあっても、「教育」とはそうしたものだ。
VTのこの英語学科の教授たちの仕打ちを知るにつけ、
チョ・スンヒが気の毒でならない。
クラスでの不遇が無ければ、、
抗うつの薬に頼ることもなかったかも知れないのだ。
http://news.livedoor.com/article/detail/3140412/
たとえエミリー・ヒルスチャーに騙されても、
このようなことにはならなかった。
疑念が湧いてきました。
おそらく黒人ヒスパニック系であろうこの教授たちに、
韓国移民の子であるチョ・スンヒを編入当初から
排斥する気持があったとしたらどうか?
留学生ならば教師も気を使うが、
移民の子だから、遠慮はない。
スンヒの犯行声明の内容もこれで説明がつきます。
小、中、高でのイジメ、、教会での貧富の差は
なんとか自力でくぐり抜けてきた。
「仕返しリスト」に書き連ねることで憂さをはらした。
(「仕返しリスト」なんて、苛められっ子なら誰でも書きたい
ようなもので別に異常でもなんでもないが。)
しかし大学での思わぬ展開はスンヒの手に余ることとなる。
高校時代の恐怖からやっと逃れて、
すこしは伸び伸びと大学生活を送ってたスンヒは、
英語科に編入してまたしても足元から掬われる。
あいつは乱射事件でも起こしそうな奴だという、
クラスのささやきがスンヒの耳に入ってたとしたらどうか?
自分をキリストに例えて正当化したCHOの犯行声明を
ナルシストだとか誇大妄想狂だとか言うけれど、
スンヒは、諦めと、自分への慰めとして、
キリストやモーゼの名前を出したのです。
thank you というひと言に、その気持が表われている。
2007.06.10 Sunday
バージニア工科大学銃乱射事件、容疑者の家族が謝罪声明を発表 - 米国
もうすこしチョ・スンヒのこと
どこかの処刑物作家がスンヒのことを、
イスラム教ともキリスト教ともつかぬ
うす気味の悪い奴だと評しているが、
うす気味の悪いのはテメエのほうです。
旧約聖書によればIsmailはまさに「追放されし者」の意。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教が派生する以前の話。
苛めや貧乏に耐えながら、子供時代のスンヒは
どうやって精神を維持したのだろう。
通ってた教会にヒントがあるような気がします。
地域の韓国人は外交官や地位ある家庭が多いらしくて、
教会でも金持ちの子から冷たい仕打ちを受けてたようですが、
祈り自体はけっこう心の支えになってたんじゃないでしょうか。
経営学から文学に移らなければよかった。
作家志望のコースに移ったのは彼の中の
ロマンチシズムやコミュニケーションを願う気持、
そしてちょっぴり野心とか、そういうものに押されたんだろう。
しかし、このクラスは、よくない。http://blog.goo.ne.jp/jsbach2005/e/8910dcd0fad9e71aed234d67b5dde5f5
http://www.chosunonline.com/article/20070421000035
ふたりの女性教授は、スンヒを日々追い込み、排斥しようとした。
学校側に受講停止も要求していたそうです。
こんな邪悪な生徒は見たことがないとニッキー・ジョバンニ教授。
ご自分の方がいやらしく、邪悪じゃないですか。
http://www.youtube.com/watch?v=0cSuidxE8os
(友達)によればストーカー騒動で警察沙汰になって
しまったことで、ひどい落ち込みようだった。
「死んだほうがいい」というのはそのときからの言葉です。
犯罪者扱いされて人生が終わってしまうという恐怖感。
家族でひたむきに頑張って取得出来たグリーンカードも失うだろう。
http://www.asahi.com/special/070417/TKY200704180352.html
こうなってみれば。。。
顔面が無くなるほどに強く撃ち抜かれた、
スンヒの遺体の、やり場のない絶望を、
神が労わられ、受け止めてくださることを、
Virginia TechのLuraStanleyと共に、
祈るばかりです。
ビデオには写ってませんが、
写真に添えられたメッセージ。
『(滅びる)オサマ(ビン・ラディン)のように
わたしの人生にも9・11テロを起こし、
(滅びる)金正日(キム・ジョンイル)のように自国の人々を苦しめ、
(滅びる)ブッシュのようにわたしの人生を狩っていくから、
君たち(you)は今幸せか』